弘久社27の提案2

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弘久社27の提案2

ていあんナンバー:19ご提案:カタログ作成のスピードアップが可能になります。目的:1.社内コンセンサスの論理的獲得。2.時間的ロスの低減。3.コミュニケーションロスの低減。4.無駄なコストの根絶。背景:1.製品ライフサイクルの短縮化。2.商品数(ラインナップ)の拡大。3.専門セクション(カタログ制作担当者)の人員不足。4.顧客対応の複雑化、各種メディアへの対応。5.トータルコストの削減。主旨:1.原稿作成(取りまとめ)段階のスピードアップ。2.デザイン案決定段階のスピードアップ。3.カタログ制作段階のスピードアップ。の3つについて、最善策をご提案いたします。企画の詳細・企画実行に関する詳細右に説明させていただきます。補足制作・印刷・製本原稿作成とりまとめ●シンプルな理論と無駄のない制作プロセスは、決定的に良いカタログを生み出します。作業工程デザイン決定スピードアップカタログ制作期間毎年創るカタログだから、いらぬ苦労をせずに皆を唸らせましょう!デザイン案の評価・決定が一番難しいと言われる「会社のロゴマーク」。“ダイナミック・ループ”と呼ばれる、あのNTTのロゴマークが「これで行こう!」と決められた超一流の決定プロセスは、何と、いたってシンプルで当たり前の理論なのです。(下記の2番)1.原稿作成段階のスピードアップ(製品カタログを例としてご説明します)1.製品自体について確認しましょう。1機器の名称2機器のロゴマーク(ロゴタイプ)3用途4セールスポイント5対象となる顧客(プロセス)6使用方法7新製品or既存製品のバージョンアップ8販売開始時期9予測販売台数10販売価格11競合メーカーの製品情報2.カタログ自身について確認しましょう。1先ず、大きな分水嶺として確認します。・フロー型デザインのカタログですか?(今回限りのカタログですか?)・ストック型デザインのカタログですか?(現在、又はこれから、シリーズカタログや総合カタログとしての転用を考えているカタログですか?)2企画は社内or社外?3カタログ制作マニュア(CI:アプリケーションデザインマニュアル)の有無4特に強調したいところ5カタログの対象6どのように使われるものか(使用イメージ)7この製品の、このカタログ以外の情報との関係を確認8コピー(文章)は?リライト必要?9単色or複数色orフルカラー10写真準備(メインカット、製品の向き、色味、ポジorネガ、データ画素数)11写真撮影12是非載せたいイラストチャート13各種マーク(エコマーク、グリーンマークなど)14仕上がりサイズ15体裁(製本仕様、折り、穴あけ、貼付物、ポケット、名刺用カットなど)16用紙の希望17ページ数の希望18製品以外のイメージ写真の使用確認19特殊加工(つや消し・光沢・偏光ラミネート、箔押し、特殊インク、ニス引きなど)20但し書き3.デザインの確認をしましょう。どうしても使いたい色や写真やイラスト・グラフ等4.イメージの確認をしましょう。先進的、重厚、堅牢、シンプル、クラシック等2.デザイン案決定段階のスピードアップ1.「機能(左の1と2の項目)」「デザイン(左の3)」「イメージ(左の4)」の3つの情報からなるデザインコンセプト(制作基準)が、これで行こう!と決めるときの大切な「評価基準」なのです。関係者、特に「これで行こう!」と決定する権利をお持ちの方は、制作基準(デザインコンセプト)確認会議には、必ず参加されることが求められます。カタログ制作のスピードアップとコスト削減を図る上で、最も良くないケースは評価される方が、制作基準をご存じないケースです。これは、絶対に避けたいポイントです。アイデンティティを十分に反映しているか評価基準言葉による収れんコーポレートアイデンティティ・コンセプトデザインコンセプトイメージクライテリアデザインするためにイメージが十分特定化されているか*クライテリアとは、射撃の“照準”のこと。デザイニングデザイナーが受けとめるイメージカタログデザイン機能クライテリア視覚化満たすべき機能上の条件整理ポイント:『制作基準=評価基準』制作基準3.カタログ制作段階のスピードアップカタログを作成する場合、一番時間がかかってしまうのは校正です。そこで少しでも時間を短縮するために、当社では営業マンが校正を持参する前にあらかじめお客様へPDFデータを送信し、事前校正をしていただき、営業マンが到着いたしましたらすぐにご指示いただける体制をとっております。さらにPDFデータを社内LAN等で回覧していただく事もできますので、各部署の関係者への校正依頼もスピーディになります。本日、2時ごろにお伺い致しますが、先にPDFデータを送信致しますので、どうぞご覧下さい!1.PDFで訪問前送信いま、社内で見てもらったが、このように訂正してもらいたいんだが・・・3.関係者のチェック2.メールでPDFデータを転送4.ご訪問KOKYUSHA○C2012KOKYUSHA